家があり、そして庭がある。 「家庭」を想うとき、そこは心のゆとりを取り戻す場所であり、また 仕事を離れてくつろぎ、家族団らんの幸せをあじわう場所でありたいと思います。 そんな家庭が宿る「家」とは、そこに住まう全員の使い勝手が叶う間取りであり、 部屋には夏のさわやかさな風が通りぬけ、大きな窓からはあふれる光が差し込み、 冬の日には寒さをしっかりと遮断してくれるなどの細かい配慮の積み重ねであるべきだと考えます。 家を建てるとき御施主様には大きな期待感がある反面、不安な要素もいだかれるようです。 住まいを計画なさると皆様は展示場を見たり、書店でたくさんの住宅関連雑誌をご覧になりますね。 そしてきっと何冊も手に取りあるいは購入なさり「研究」に入ります。 そんな中で写真はいくつもいくつもご覧になるのに、建築の専門用語とりわけ在来工法にかかわる言葉や 言いまわしについては、分からないまま読み進んだり、あるいは間違った解釈をなさっていることがありませんか。 一生の中で一番大きな買い物をなさるのに、知らなかったり人任せになさっていることが多いと、おのずと不安感が うまれるのではないでしょうか。 建物は大切にして、愛着を寄せてお住まいいただき管理してあげると、目にはみえない輝きを発するものです。 実際に家ができあがるまでの順番と建築用語を、何回かのシリーズでご紹介・ご説明申し上げ、ご理解いただくうえで お役に立てれば幸いと存じます。 株式会社野田建設
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