いよいよペイオフが解禁になります
執筆者:税理士 飯田 章治

この資料全部お読みいただいて約50秒です。


 皆さん既にご承知のことと思いますが、本年(平成17年)4月1日よりペイオフが全面解禁となります。
 今一度ご確認を

対象金融機関

 銀行法に規定する銀行、長期信用銀行法に規定する長期信用銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、信金中央金庫、全国信用協同組合連合会、労働金庫連合会が対象となります。
 農協は「農水産業協同組合貯金保険制度」に加入しています。

保護される預金の範囲

 決済用預金については全額保護
 それ以外の預金等については金融機関ごとに預金者1人当たり元本1,000万円までと利息の合計額です。
 また、保護の限度額を超えた預金等についても、破綻金融機関の財産状況に応じて破産配当金等が受けられることになります。

「預金者1人当たり」と名寄せ

 法人及び権利能力なき社団 団体名義の預金については、法人格がある場合または「権利能力なき社団・財団」に該当する場合、その団体が預金者1人当たりと扱われます。  

個人
個人については、預金の名義によって名寄せされ、家族であってもべつ別々に名寄せされることになりますが、借名とみなされる預金は、他人名義預金として保険の対象外となってしまいます。 また、個人事業主の事業用の預金についても、個人名義の預金と併せて預金者1人当たりと扱われます。

簡単にポイントだけ掲載いたしました。
*詳細につきましては、預金保険機構(DIC)等のHPなどでご確認ください。

 



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