ペイオフ対策考えていますか?
執筆者:税理士 小原 千明

この資料全部お読みいただいて約30秒です。

 ペイオフ(定期性預金などの払戻保証額を元金1千万円とその利息までとする措置) 解禁まで残りわずかとなりました。
平成14年4月1日から実施されるのは、定期預金、定期積金等で普通預金、当座預金等に実施されるのは、平成15年4月1日からです。

 又、対象となる金融機関は日本国内に本店のある預金保険制度に加入している民間金融機関です。(銀行・信用金庫・信用組合・労働金庫・信金中央金庫・その他)

  ペイオフ解禁に向けた対策はどんな方法があるのでしょうか。

1. 金融機関を複数分散する 1金融機関につき1人1,000万円迄の元金に抑える
2.信用度が高い金融機関に預け替える 金融機関の経営状況の把握をする
3. 預金から他の金融資産に移す 金、国債及び社債等への分散
4. 緊急対策 当面は定期預金等への対応を優先し普通預金へシフトさせる

 以上、簡単にまとめてみましたが、自己責任において対策を考えていく必要があると思います。
 



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