平成13年 税制大綱つまみ食い
執筆者:税理士 飯沼 新吾 この資料全部お読みいただいて約29秒です。
 
輝かしい新世紀の幕が開けました。
皆様方にとりましてすばらしい世紀でありますように。

さて、新世紀の税制を梶取る「自民党税制大綱」が平成12年12月13日(いつもより3日だけ早く)発表されました。つまみ食いで2,3項目

贈与税の非課税枠を年間110万円に拡大
四半世紀続いた60万円の非課税枠を110万円に拡大。
110万円という金額、結構大きいという実感があり。
これを上手に使えば相当の相続対策可能。
住宅取得時に親から援助を受けるときには特例を使って550万円まで非課税。
しかし「競争力のない愚かな子どもを増やすだけだ」(舛添教授談)との批判もあり。

IT税制
パソコン買ったら即損金というのは、今年の3月31日で打ち止め。
その代わり、パソコンの耐用年数が6年から4年に。
感覚ずれてます。4年も保つパソコンってどんなパソコン?

自動車税上げたり下げたり
燃費の良し悪しによって自動車税を上げたり下げたり。
相当年数経過した車(ガソリン13年、ディーゼル11年)は自動車税が10%UP。
新車のプリウスなどは自動車税が2年間半分に。


通常通り行けば、4月上旬の国会で可決確定。