2002年5月15日開催のアルベフ会員による勉強会の様子をご案内します。
今回は税理士の横山実会員が講師でした。
以下、講師の配布資料の抜粋を掲載いたします。
「M&A」 税理士 横山会員
1.「M&A」を一言でいうと
「M」は、Merger(メージャー)・・・合併
「A」は、Acquisition(アクイジション)・・・買収 の略
*ある会社が、他の会社を所有・支配すること
*これらは、商法や、税法等による制度的な規制の下で行われる
*しかし、最近「企業の制約を可能な限り国際水準まで緩和しよう」
という動きが高まってきた。
2.「M&A」の形態
1)経営権の移転を伴うもの(狭義の「M&A」)
2)経営権の移転を伴わないもの(広義の「M&A」)
他の会社との取引関係や資本関係を強化することで、マーケットシェアを高めたり、
財務リスクを配分し、 事業の効率性を高める。
3.「M&A」をめぐる税務
1)合併差益、精算所得、みなし配当
2)合併比率(交渉による経済合理的な、交換比率が認められる)
3)抱き合わせ株式の償却
4)相続税対策
4.商法上の留意事項
1)商法及び、有限会社法との関係
2)公正取引委員会への報告・・・独占禁止法
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