特許の重要性
執筆者:弁理士 横沢 志郎 この資料お読みいただいて約30秒です
 
 特許、実用新案、意匠、商標を工業所有権といい、これに著作権を含めた知的所有権は、企業そして貴方の大切な財産です。
 これらの権利は国内や海外に市場を拡大していく上で重要な資産であり、営業の自由を確保するための堅固な砦となります。
 これらの権利が確保されていないために、製造、販売、技術開発、市場調査などの企業活動の多くの段階でその自由が阻害され、本来受けるべき利益を失うことが多々あります。
 逆に、これらの各段階において、守るべき何かが必ずあります。
 それは、新しい発想であったり、改良技術であったり、あるいは製品の外観とか製品やサービスの名前であるかもしれません。
 これらの財産を守り、そして育てていくことが重要です。
 状況の変化が激しく流動的な昨今の環境において、自己の権利を更に発展させなければ競争力を維持することは困難となるでしょう。
 状況に対応して権利を行使しなければ、本来の利益は得られないでしょう。
 自己の利益を守り営業の自由を確保するため、将来を見据えた活動の一環として、知的所有権の分野における有効なアドバイスと専門的な援助を受けることが重要です。

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